いつものように喫茶店に立ち寄ると、変な看板が立っていた。
それは冷やし中華のようなもので、ごくごく当たり前なものだった。



アイスコーヒー始めました?何だそれ。


いつものように喫茶店に立ち寄ると、変な看板が立っていた。
それは冷やし中華のようなもので、ごくごく当たり前なものだった。



むしろ、これまでアイスコーヒーをやっていなかったのかってことが一番驚きだよ。





あぁ、これまで熱々のコーヒーしかなかった。と言うのは有名な話だ。





いつからいたの!!





ちょうどいま来たところだ。
入るなら早くしてくれ。





あ……はい……





相談があるんだけど、良いかな?





なんだ?藪から棒に





ははは……ちょっとね。





あまり、難しい話じゃないんだけど……
誰かと比べたことってある?





ほんとに藪から棒だな。
誰かと比べたことがあるか。か……





それはあるに決まっているだろう。
自分のものさしは正しいかわからないからな。
それがどうしたか?





いや……
一体どう比べたら良いか。よくわからないからさ。





そんなの適当で良いだろう。
あーだこーだ考えたところで無駄だろう?





だったら適当にしてみろ。





案外、考えこむより上手くゆくぞ?
特に、君のような馬鹿にはな。





最後は余計なんだよ。いっつもさ……





だけど……気軽に。か……
それもそうだね。





って、その巨大なパフェは何なんだ!!





適当に言ったら出てきた。


